恩師デル・ラドムスキーと佐々木髙義
4ポイントサドルノッチ
ログハウスの工法で、その頃主流であったラウンドノッチには、木の縮みによる問題が非常に多く、いくら正確に刻んでもすき間が開く事の解決策をいろいろと模索している時に知ったのが、
「4-point Saddle Notch(フォーポイント・サドルノッチ)」
すなわち、デル・ラドムスキーでした。
その頃デルは、アランマッキースクールのインストラクターで、私はその工法を知る為に1987年カナダのケローナに行きデルのワークサイトと造ったログハウスを見学。
そのサドルノッチの美しさと、デルの持っている頑固なまでの理論に共感し自宅と旧事務所をカナダにて一緒に造ったのがデルとの最初の出会いでした。
カウボーイスタイルを貫くデル
その後デルのスクールを日本で2回行い、そのスクールからプロのログビルダーとして何人かの人間が巣立っています、カナダでのスクール生を日本で受け入 れ始めたのもその頃です。
当初は、材選びからはじまり、非常に手間のかかる工法なうえ、日本ではサドルノッチを取り入れる者も知名度もなく苦労の連続でしたが、現在に至るまで、 およそ 200棟のログハウスを造る事ができ、今ではハンドカットログのほとんどがサドルノッチ工法になっている事実からして、自分とデルとの出会いに感謝してい ます。
ダグラスファー(米松)の原木を選別するデル・ラドムスキー。
できるだけ真っ直ぐ生えているものが良い材になる。
こうして原木を厳選し、皮をむき、カナディアンログハウスは作られる。